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本文

木造薬師如来坐像(1躰)

村指定文化財

指定年月日

平成12年4月1日

所在地

大字熊ノ目字村ノ内9 [地図]

所有者

万福寺

木造薬師如来坐像

像高30.4cm。この像の前部材は丁寧に整っているのに対して、背面は荒くはあるが強く衣の襞が彫出されている。体躯後部のみ古く、室町時代に遡るものと考えられる。頭部から像前面がすべて後補ということで整っており、作風から江戸時代初期から中期頃の造立と考えられる。前面をすべて作り替えても、背面のみ古像を使用しているのは、古像がこの地の人々から多くの信仰を集めていたからかもしれない。 

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