本文
末儞羅(まにら)
迷企羅(めいきら)
宮毘羅(くびら)
12躰すべて、木造、彩色(後補)、材質は不明、像高は88.2~97.4 cm。頭体幹部を竪一材から彫り出し、内刳は施されていない。寛文3年(1663年)『乍恐以書付御訴訟』に「同拾二神立像御長三尺宛」とあるのが最も早く、寛文5年『奥州会津西川沼郡瑠璃光山勝常寺円基』には「十二神将立像御長三尺」とあり、かなり勝常寺諸像中重要な位置を占めていたものと分かる。室町初期のものと思われる。
招杜羅(しょうとら)
魔虎羅(まこら)
因達羅(いんだら)
毘羯羅(びから)
真達羅(しんだら)
婆夷羅(ばいら)
珊底羅(さんちら)
安底羅(あんちら)
伐折羅(ばさら)