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本文

大日如来坐像および両脇侍像

村指定文化財

指定年月日

昭和56年3月27日

所在地

大字浜崎字室町706 [地図]

所有者

遍照寺

木造大日如来坐像 愛染明王坐像 不動明王立像

木造大日如来坐像および両脇侍像(右:不動明王立像 左:愛染明王坐像)

本尊は法量全高134cm、像高67cmの黄金仏の大像で勝常寺を除く最大の仏像である。五角形の宝冠の寄木造りで、冠帽から美しい瓔珞を左右に垂らしている。水晶の白毫が輝き三道を拝した下目づくりのお顔は峻厳で尊さを感じさせる。台座に安永3年作の銘がある。脇侍の愛染明王坐像は法量長40cm、焔髪に獅子頭をつけ三眼六臂の憤怒相である。各手の持物は左手の独鈷だけが現存し、他の五手は失っている。不動明王像は法量全高92cm、像高37.5cm。半裸体の憤怒形で怒髪の頂きに蓮華座をのせている。上下の出牙2本は唇を固くかみ、左手に羂索、右手に利剣を握り、裳裾も火炎の方に伸びて実に活動性である。

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